08, 安国寺経蔵(日本遺産構成文化財)
飛騨における唯一の国宝建造物 国府町西門前にある太平山安国寺は、臨済宗妙心寺派の古刹で、本尊は釈迦牟尼仏、脇侍を文殊菩薩、普賢菩薩とする三尊仏です。 室町幕府を築いた足利尊氏・直義兄弟が、夢窓国師の勧めで国土の安寧を計る […]
飛騨における唯一の国宝建造物 国府町西門前にある太平山安国寺は、臨済宗妙心寺派の古刹で、本尊は釈迦牟尼仏、脇侍を文殊菩薩、普賢菩薩とする三尊仏です。 室町幕府を築いた足利尊氏・直義兄弟が、夢窓国師の勧めで国土の安寧を計るため、貞和元(1345)年に光厳上皇の院宣により、国ごとに安国寺と利生塔を設置。飛騨では以前からあった少林寺を指定し、寺号を安国寺と改めました。京都南禅寺から瑞厳和尚を開山として迎え、貞和3(1347)年に創建されました。 安国寺経蔵は、応永15(1408)年建立で、飛騨における唯一の国宝建造物です。全体的に禅宗様が中心ですが、所々に和様が加わった折衷式の建物となっています。 内部の八角輪蔵は国内における現存最古の輪蔵(回転式書架)です。この輪蔵には当時、明(現在の中国)から入手した元版大蔵経(現存2000帖余り)が納められています。
住所 | 岐阜県高山市国府町西門前474 |
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お問合せ | 0577-72-2173 |
アクセス | JR高山駅より車で国道41号経由30分 中部縦貫自動車道 高山インターチェンジより、国道41号経由30分 |
料金 | 拝観料 一人500円 |
公式サイトリンク | https://hidakokufu.jp/ |