09, 荒城神社本殿(日本遺産構成文化財)

優美な姿 荒城神社は飛騨式内八社の一つで、古くから荒城郷荒城宮、または河泊大明神と呼ばれています。古来より川の神、水の神として地域の信仰を集めてきました。 本殿は、明徳元(1390)年に再建されたと伝えられています。その後、数度の修理を経て、近年では昭和7年の大修理で面目を一新しました。 室町初期の三間社流造り、杮板葺き、棟は箱棟として妻飾豕叉首式、軒は二軒繁垂木で母屋は円柱の上に雄健な舟肘木を置きます。向拝の柱は方柱で9分の1の大面取り、この上に唐様三斗を置きます。両端の木鼻の上には天竺様の皿斗をつけた斗も見えます。 建物全体が優美な姿で、国の重要文化財となっています。

スポット概要

住所 岐阜県高山市国府町宮地1405−1

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