久昌寺
1402年、雲龍寺の塔頭(たっちゅう)(本寺の境内にある末寺院)として建立され、1827年に寺となりました。
高山城の黄雲閣を移築 もとは720年に創建された妙観寺という寺院でしたが、1395年に雲龍寺として再建されました。本能寺の変で戦死した金森長近の長男・長則の菩提寺で、1590年頃に長近が建物を修営したと伝えられています。 雲龍寺鐘楼門は、1729年の大火にも、羽目板の一部に焼痕を止めただけで焼け残りました。 ゆるやかな屋根の頂部に露盤と宝珠を載せ、上層外廻りには戸溝があり、中央通路の両側が入り込みとなっていることなどから、元はお寺の鐘楼門ではなかったかと考えられています。 「高山市寺院由緒記」には、1601年に金森長近から高山城にあった黄雲閣という建物を下げ渡され、これが鐘楼門になったと記されています。
住所 | 岐阜県高山市若達町1丁目86 |
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