高山市街

飛騨高山を代表する江戸時代の面影を残す古い町並や、高山陣屋はもちろん、桜や紅葉の中の寺社めぐりやふらりと訪問できる体験スポット、酒蔵や特産品のイベントなど、四季折々の楽しみにあふれています。

高山市街エリアの特徴

エリアマップ

城下町の面影薫る歴史と文化を凝縮した町

戦国時代に藩政を行った武将・金森長近は、高山城を築城し、城下町の整備を行いました。その城下町としての面影が色濃く残るエリアが、江戸時代の風情漂う古い町並です。他にも、国内に唯一現存する徳川幕府の郡代・代官役所の高山陣屋、日下部民藝館など、高山市街には歴史を重ねた建物が数多く残されています。幕府の直轄地である天領となって城はなくなりましたが、伝統的な佇まいは今も大切に守られています。また古い町並の東側には、歴史ある寺院群が立ち並び、遊歩道で散策することができます。

飛騨高山の食材が揃う朝市、町をめぐる人力車などで、地元の人たちとのあたたかな触れ合いも楽しみのひとつです。

朴葉みそや漬物ステーキなど雪深い飛騨で育まれた郷土の味や、伝統を今につなぐ匠の技が光る伝統的工芸品など、何度訪れても新しい発見に出会います。きっと心まで”のくとまる”はずです。

高山市街 歴史を楽しむ

知るほどに興味が深まる高山の歴史を知る

江戸時代に城下町として栄えていた頃の景観がほぼそのままの姿で残されている飛騨高山。文化財を巡る散策に出かければ、よりその魅力がわかります。飛騨随一の古刹で、天然記念物の大銀杏が見事な「飛騨国分寺」、国の重要文化財に指定されている「吉島家住宅」、秋の高山祭(八幡祭)の神社として多くの参拝客で賑わう「桜山八幡宮」、春の高山祭(山王祭)の神社であり、高山が舞台のアニメ「氷菓」にも登場する荒楠神社のモデル「飛騨山王宮日枝神社」など、見どころは数えきれません。

高山市街のオススメスポット

食べて、観て、体験できる飛騨高山の魅力

合掌造りや榑葺きの屋根など、飛騨の代表的な民家30数棟が立ち並び農山村風景が楽しめる飛騨の里や、古い町並近くにあるまちの体験交流館では、伝統工芸の技を間近で見学したり、さるぼぼ作りなどを気軽に体験できます。桜や紅葉の名所でもある城山公園や静かな風情がただよう東山遊歩道は、歩くだけでも心が和みます。城を囲む堀の役目をした江名子川の遊歩道を歩けば、歌舞伎にちなんだ橋の名前や、横丁のあるなつかしい風景に出会えます。

高山市街のイベント

季節ごとに開催される多種多様なイベント

春夏秋冬、季節ごとに楽しめるイベントが盛りだくさんの飛騨高山。春の訪れがゆっくりな飛騨高山では、4月3日に雛祭りをお祝いし、各所で代々伝わる雛人形が展示されます。桜の見ごろは4月中旬頃。夏には、打ち上げる者、観る者の厄落しができるよう願いを込めて打ち上げられる手筒花火やお盆の時期に開催される陣屋前夜市。秋には紅葉や飛騨高山の特産品や郷土料理、グルメが楽しめる飛騨の味まつり。冬には、雪景色やイルミネーションやライトアップ、高山市内にある酒蔵のお酒が楽しめる7蔵のん兵衛まつりなど、季節に合わせたイベントが開催されます。そのほかにも、市内の古美術商が露店をつらねる我楽多市や、きものを着て気軽に春秋にお散歩できる企画も。いつ来てもお楽しみいただけます。

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