歴史探索コース

歴史探索コース

  • 所要時間:4時間30分
  • 移動:徒歩

春の高山祭、秋の高山祭を執り行っている神社をはじめとした、飛騨の歴史を知ることができる歴史探索コースです。
貴重な資料や文化財を、実際に観て、間近に感じながら学ぶことができます。

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JR高山駅(東口)から
徒歩10

高山陣屋(国指定史跡)

日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代役所、高山陣屋
タイムスリップしたかのような雰囲気が楽しめるスポット

高山城主金森氏の下屋敷の一つ。金森氏が上ノ山(山形県)へ移されてからは、徳川幕府の直轄地となり、江戸から代官や郡代がきて、ここに役所(高山陣屋)をおき飛騨の政治をとりました。玄関を入った正面壁には、郡代の格式を示す(青海波)模様があり、内部には、御役所、御用場、大広間、役宅、吟味所、白州などのほか裏手には、高山城三の丸から移した御蔵(米藏)も昔のまま残されています。かつて年貢米を保管した蔵で天領時代の歴史を物語る資料を展示され、大原騒動で打ち首となった本郷村(現在高山市上宝町)の農民善九郎が妻に送った遺言状の文面は胸をうたれます。

所在地:岐阜県高山市八軒町1-5

徒歩15

日枝神社

春の高山祭が執り行われる歴史ある神社

旧城下町南半分の氏神様である日枝神社は、高山に春の訪れを告げる「高山祭(山王祭)」の例祭の場所として、とても有名な神社です。城山を背後に控え、木々が生い茂った境内は、厳かな空気が漂っています。朱色の大鳥居から続く石段を登り切ると、拝殿前には県の天然記念物に指定されている樹齢1000年以上の大杉が、圧倒的な迫力を放っています。高山市を一部モデルとしている人気アニメ「氷菓」に登場する「荒楠神社」は日枝神社をモデルとしていることで有名です。

所在地:岐阜県高山市城山156

徒歩20

飛騨高山まちの博物館

飛騨の歴史を知る、貴重な民俗資料を展示する博物館

14の展示室には、高山祭や町家、城下町の成り立ち、また郷土ゆかりの文人や美術、飛騨にゆかりの深い円空などそれぞれのテーマで展示されています。
また、敷地には、歴史的建造物に囲まれた庭や井戸からくみ上げたわき水が流れるせせらぎ、ガラス灯小路など癒される空間で、ゆっくりした時間をお過ごしいただけます。

所在地:岐阜県高山市上一之町75

徒歩15

日下部民藝館(国指定重要文化財)

豪商の家を一般公開!力強さを感じる梁や建築美を見学。

明治12年に建築されたものです。いかにも雪国の民家らしく、低く深く、しかも重々しい軒。どっしりした構えの中に美しい出格子、隣り合う吉島家とともに明治以降の町家建築としては、初めて国指定重要文化財に指定されました。
豪快に組み上げられた梁組みと広い土間が表す空間美は、江戸時代そのままの技法を最大に生かした民家建築の集大成とも言える建築物です。

所在地:岐阜県高山市大新町1-52

徒歩1分(すぐ横)

吉島家住宅(国指定重要文化財)

繊細な匠の技が行き届いた高山を代表する町家建築

明治40年に建築されたもので、国の重要文化財に指定されています。日下部家が男性的な建物に対し、この吉島家は建物のすみずみまで神経のゆきとどいた、繊細さと女性的な美しさのある建物といわれています。大黒柱を中心に、梁(横にかける材)と束(梁に垂直の短い柱)によって構成される吹き抜けは、高窓からの光線をたくみに屋内に取り入れ、柱や鏡戸の木目を美しく見せています。

所在地:岐阜県高山市大新町1-51

徒歩10

櫻山八幡宮

旧高山城下町の北半分の氏神様として崇められる櫻山八幡宮

秋の「高山祭(八幡祭)」の例祭が執り行われる場所として有名です。仁徳天皇の時代、飛騨山中に現れた両面宿儺(りょうめんすくな)を討伐するため、征夷大将軍の勅命を受け、官軍を率いて飛騨に入った難波根子武振熊命が、当時の先帝応神天皇の御尊霊を奉祀し、戦勝祈願をこの櫻山の神域で行ったのが創祀と伝えられています。

所在地:岐阜県高山市桜町178

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