33, 小坪規矩目録(日本遺産構成文化財)
名工による大工の雛形本 正徳2(1712)年、名工松田太右衞門によって書き写された大工の雛形本で、技術伝承の様相を伝えています。 太右衞門は、同じく名工と呼ばれた又兵衛の子で、松田一門の中でも多くの作品を残しています。国 […]
名工による大工の雛形本 正徳2(1712)年、名工松田太右衞門によって書き写された大工の雛形本で、技術伝承の様相を伝えています。 太右衞門は、同じく名工と呼ばれた又兵衛の子で、松田一門の中でも多くの作品を残しています。国分寺表門、富士社社殿など、高山の寺院建築に腕を振るいました。また、門下から東雲勘四郎、今井庄兵衛らの優れた弟子も輩出しています。 小坪規矩目録は、現在、高山市上一之町にある「飛騨高山まちの博物館」に保存されています。