34, 飛騨内匠流大工秘密傳受(日本遺産構成文化財)
飛騨の大工の作法などを記す 「飛騨守匠流秘事抜書」「番匠取締規定書」とともに、飛騨内匠流の大工の作法や、屋根の曲線の出し方などを記したものの一つです。当時の様子がわかる貴重な資料となっています。 この「飛騨内匠流大工秘密 […]
名匠の時代の貴重な資料 「飛騨内匠流大工秘密傳受」「番匠取締規定書」とともに、飛騨内匠流の大工の作法や、屋根の曲線の出し方などを記したものの一つです。当時の様子がわかる貴重な資料となっています。 この「飛騨守匠流秘事抜書」には、宝暦7(1757)年の日付が残されています。この頃は、名匠を輩出した水間一門の初代水間相模が存命の時代です。 現在この資料は、高山の歴史や美術工芸、伝統文化などを紹介する施設である高山市上一之町の「飛騨高山まちの博物館」に保存されています。